俳優でコメディアンの竹中直人さんの十八番が、「笑いながら怒る人」。
これは、天才・竹中直人だからできること。普通の人がするのはとても難しく、まず不可能です。笑い顔をすると「ふざけんな!この野郎!」という声のトーンが必ず笑い声になります。心と体はつながっている、ということですね。実際にやることで内面に変化が現れ、考えが変わるのです。
さて、ビジネスでは、こんなお悩みの方が多くおられます。
「プレゼンで緊張してしまって笑顔で話せないんです」
でもプレゼンで笑顔を出せれば、緊張も和らいで、話しやすくなります。
逆にプレゼンが上手でも怖い顔だと、聴き手はリラックスして聴けません。
笑顔で話す方が得ですよね。
「表情フィードバック仮説」という仮説があります。人が無理矢理にでも笑顔を作ることで、楽しい気持ちになると言うものです。辛く苦しい時も、無理矢理笑うことで気分が改善されるのです。逆に、不機嫌な顔をしていれば気分も引きずられてネガティブな気持ちになります。
楽しいから笑うのではありません。
笑うから楽しくなるのです。
プレゼンで緊張してしまい笑顔が出せない方は、最初の15秒でもOK。
まずは頑張って笑顔で出てみることをおすすめします。