脳科学者茂木健一郎が語る「緊張する人は才能がある」

「あがり症なので人前で話すことが本当に苦手」
「プレゼンで緊張してしまい、自分で何を話しているかわからなくなる」
「いつも緊張で冷や汗をかきながら話している」

こんなお悩みを抱えている方、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
実は人前で緊張するのは悪いことではありません。脳科学的な知見からも緊張して話せるのは才能であると言われています。

そこで私は3年前に、「緊張して話せるのは才能である」という本を出版しました。

先日ネットを見ていましたら、脳科学者の茂木健一郎さんが、2022年8月16日の琉球朝日放送で「緊張する人は才能がある」と話していて、「正に我が意を得たり!」と膝を何回も叩いてしまいました。

茂木さん曰く、「脳科学的に言うと、緊張は才能の表れ。緊張する人の方が、大物になることが多い」とのこと。
脳の前頭葉の働きが強い人ほど緊張しやすいからだそうです。脳の前頭葉は、自分が果たすべき役割を判断します。自分の目指すべきことが分かっているため、前頭葉の働きが強い人ほど「あるべき姿」のハードルが上がります。この結果、緊張しやすくなります。緊張するたびに脳の中にドーパミンと言う物質が出て、これを繰り返すことで、脳の回路が強靱になっていく、とおっしゃっています。

逆に「緊張しなくなる方が、好ましくない」と茂木さんは言います。緊張しないと、人は成長が止まってしまうのだそうです。

緊張はデメリットではありません。むしろ強みになります。才能があるからこそプレゼンで緊張するのです。

プレゼンで緊張するという方は、その緊張を活かして、あなたの脳を強くしていきましょう。

2022/08/23 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : nagaichika