話し下手でもプレゼンをスルーされない方法があります。
それは、「誰もが共感するWHY」から話し始めることです。
WHYとは、「それをする意義は何か?」ということ。
人の心を突き動かす話しをする人は、必ずこの「WHY」から話しています。
そのうえで、プレゼン資料をWHY、HOW、WHATの順番で語れば、聴き手は共感し、行動します。
「でも、どうやって手持ちの情報の中からWHY、HOW、WHATを特定すればいいのか」とお悩みの方も多いかと思います。
そこで、今回はWHY、HOW、WHATの特定ポイントをお伝えします。
■WHY
手持ち情報から、次の2つの質問に答えられる要素を特定します。(なければ作る)
①「そもそも、なぜこれをやるの?」
②「聴き手(お客さん)にどういう意味があるの?」
※コツは、「〜だからやる」「〜のためにやる」と言葉で表現できるものを探すこと。
良くありがちな間違いは下記ですので、ご注意下さい。
「会社名、商品名が入っている」 →会社名、商品名はWHATです。
「自分のWHYになっている」 →WHYは「聴き手のWHY」です。
■HOW
手持ち情報から、「どうやって作るか」「どうやって使うか」「どうするか」というWHYの実現方法・やり方を説明しているものを特定します。
■WHAT
手持ち情報の中から、WHY(やる理由)、HOW(WHYの実現方法)の結果、できるモノが何かを特定します。
WHATの要素は、多くの場合商品名や会社名が入っています。
■除外する情報
上のWHY/HOW/WHATに該当しない情報は、蛇足情報になりますので、一旦キレイに削除します。
■WHY/HOW/WHATが完成したら、全体をチェックします。
WHY、HOW、WHATで、ダブって出てくる言葉はないか。→もしダブっていたら、1つに絞り込む。
WHY、HOW、WHATが聴き手目線で首尾一貫しているか。→おかしな所は、必ず修正。
上記が完成すれば、とても自然な流れになり、聴き手にとって受け容れやすいメッセージが完成します。