プレゼンが失敗する理由は3つある

良いプレゼンをするにはどうすれば良いのでしょうか?

ハーバードビジネスレビュー2015年1月号の論文「TED流人を魅了するプレゼンテーション」で、数時間で人前でうまく話せるようにコーチングする方法が書かれています。

・・・・(以下、ポイントのみ引用)・・・・

【話の組み立て】

・最大の問題は多くを盛り込もうとしすぎること

・探偵小説のような物語構造を取るべき。

・失敗する理由は3つある

① 話を正しく組み立てなかった
② 聴衆の関心度合いを見誤った
③ ストーリーを語ることを怠った

・自社の自慢は禁物。

・・・・(以上、引用)・・・・

「『探偵小説のような』魅力的なストーリーなんて、小説家や放送作家でもあるまいし、思いつくわけない」と感じられるかもしれません。

そこで私は、ストーリーの中にご自分の経験を盛り込むことをおすすめします。
自分の経験で語ることは、他の方には話せないことです。

ご自身の経験を盛り込むようにすると、格段に面白くなります。是非お試し下さい。


 

この論文では、他にも参考になることがたくさん書かれています。箇条書きでご紹介します。

・・・・(以下、ポイントのみ引用)・・・・

【話の伝え方】

・何時間も練習したあと、聴衆を前に何十回もリハーサルをすること。言葉が自然に流れ出すようになるまで何回もリハーサルすること。

・覚える時間がない場合、メモ用紙に要点を箇条書きにして臨む。

【存在感を高めるために】

・最大の過ちは身体を動かしすぎること。下半身を動かさないだけで存在感は劇的に高まる。

・一カ所にじっと立ち、強調したいところは手振りに頼る

・アイコンタクトは信じがたいほどの力を持つ

・緊張した様子や声の調子で弱みを見せることは、それが本物であるならば、聴衆を味方につける最も強力な方法の一つとなる。

・・・・(以上、引用)・・・・

緊張することが、実は強力な方法だというのは、意外かも知れませんね。

しかし実は緊張してもよいのです。人は緊張している方が、実力以上の力を発揮できるのです。私が以前書いたブログ「「なぜ緊張してしまうの?」 でも緊張して良いのです」も、あわせて是非ご参照下さい。