プレゼンやスピーチで、自信がなさそうに見えるのは損をします。
「自信がなさそう」「オドオドしている」ということと、「謙虚さ」は別です。
謙虚であっても、自信がなさそうにしているのは、お客さんが不安になりますから、出来るだけ堂々とふるまいたいものです。
堂々として見える方法は一つです。
ゆっくりとよく響く低い声で話すこと。
良い声で発声できれば、姿勢も良くなりますし、自然と堂々して見えます。
これさえできれば、ほとんどの問題は解決します。
ただ、今まで見ている中でほぼ97%の方々はこれが出来ていません。
その中では、せっかくトレーニングしたのに、本番で緊張してしまい、また元の声に戻ってしまったという方も。
「ゆっくりとよく響く低い声で話すこと」
は、最初の第一声を成功させることがとても大事です。
例えば、「おはようございます。00株式会社の永井でございます。」
簡単な例ですが、まずこの部分だけを、自分の思い通りに話せるように練習しておくことです。
最初が上手くいくと、その後も同じように話せるものです。
逆に、最初を失敗してしまうと、なかなか取り戻すのは簡単ではありません。
発声の技術を練習したら、あとは自分なりの気分の盛り上げ方を工夫なさると良いですね。
私は、本番前は必ず1人になる時間を作ります。
目をつぶって心の無駄なものを取り除き、心が静かになったところで出てくるようにしています。
そうすると、心がざわつかず、落ち着いて本番に臨むことができるのです。
最近、サッカー選手の三浦知良選手をテレビで見る機会がありました。
ファンの期待を裏切らず、三浦選手らしく堂々とふるまっておられました。
三浦選手は、いつも映画「ゴッドファーザー」を観て気持ちを盛り上げるとのことですよ。
家庭での良きパパから、ゴッドファーザーの登場人物に自分の人格を切り替えるのでしょう。
だから、その人格のときは、近所のコンビニにもスーツで出かけるそうですから徹底しています。
技術をマスターしたら、自分なりの集中の仕方を工夫してみることをおすすめします。