10月25日、東京ビッグサイトでジャパンモビリティショーが開催され、世界の各自動車メーカー・トップがプレゼンを行っていました。
改めて感じたのは、東京ビッグサイトのような広い会場でプレゼンするときは、ある程度の声量が必要だということ。
外国人トップを見ていると、会場に合わせた声量や声質で話していました。大勢の前で話す場数を踏んでいることが感じられ、良かったと思いました。
しかし彼らと比べると、多くの日本人は、このような大人数の前で話す経験が多くありません。
そんな日頃声量を意識したことのない人が、本番でいきなり声を張って話すと、喉を痛めてしまいます。
そこで今回は、簡単に出来る「通る声にするためのボイストレーニング」をお伝えしましょう。(実際にやってみてください)
①下腹のおへその下あたりに両手を当てる
②息を吸う。吸ったときに手を押し返すようにお腹を張る
③「も〜〜〜」と発声して、なるべく長くのばす
④③を、途中で息継ぎしながら1分間続ける
注意点は、発声しているときに出来るだけお腹がへこまないようにすることです。
お腹に手を当てるのは、へそ下9センチの場所にある「丹田」を意識するためです。
丹田をはることで余分な力がぬけて、喉を痛めずにパワーが発揮できます。
ちょっと工夫が必要ですが、会場に響く声量を出しても喉を痛めなくなります。
ぜひお試し下さい。