パワーポイントを使ったプレゼンで、ページ送り操作をスタッフに任せる方が多くおられます。
私も他の方にページ送りをしていただいた経験があります。
しかし微妙なズレが気になってリズムに乗れず、上手く話すことができませんでした。
このようにページ送りを他人に任せると、タイミングが微妙にずれて流れがギクシャクし、聴き手も違和感を感じます。
話し手がページ送りする方が、説得力が高まります。
また、ページ送りのタイミングで送り手に「次、お願いします」と言う方もおられます。ただこれはプレゼン内容と無関係な言葉なので、聴き手にとってノイズです。
自分でページ送りしてプレゼンすれば、ジャストタイミングで次ページに行けるので話しやすくなり、良いリズムで話せるため聴き手も聞きやすく、説得力が高まるのです。
しかしどうしてもスタッフにページ送りをお願いしなければいけないケースがあるでしょう。
この場合、ページの送り手にめくるタイミングを書いたシナリオとパワポ資料を予めお渡しし、実際に声に出して読みながら、送るタイミングを練習してもらうことで、上記の問題は最小限に減らすことができます。話し手と同じ気持ちになってもらうことが、良いページ送りをするために必要不可欠なのです。