真剣な話し合いの場で、もしお相手の方が私たちの目を見て話さなかったり目をそらしたりすると、ちょっと不安になりますよね。
プレゼンの質疑応答でも、同じ事を感じることがよくあります。
質問者に対して目線をすぐにそらしてしまう人は、自信がない印象を与えてしまいます。これはちょっと損ですよね。
アイコンタクトができない方にお話しを伺うと、「相手の目を見るのが耐えられない」という方も少なくありません。
しかし厳しい言い方になりますが、目線を合わせないのは、相手に正対していないからです。
目を見ていることが難しいのであれば、大事なポイントだけでもアイコンタクトをとるべきです。
また、アイコンタクトの印象は、その場だけのものではありません。
「別れる直前の表情を見れば、その人がどういう人かわかる」と教えていただいたことがあります。人は別れ際にその人の人となりが一番表れます。
「あなたとのご縁に感謝しています」という心の余韻を慈しむ気持ちというのが必要なのです。
かけがえのない時間を割いてその場に来ていただいている相手をリスペクトし、正対してアイコンタクトをしたいものです。