「ほんでぃつやごへえ・・ごへえとう・・・ん?・・・ごせいとう
プレゼンの大事な締めくくりの場面、「本日はご清聴、ありがとう
普段はスラスラと話せるものまで言えなくなると、「あれ?私おか
オリンピックの柔道代表を発表する方が、「〇〇キログラム級」と
こういうことってよくあることですよね。
こんな様子を見ていると、「今日は滑舌の調子が悪いのかな?」と
原因は滑舌のせいではないのです。
ほとんどの原因は、話すスピードが速いこと。
人は、緊張したりあがったりすると、話すスピードが速くなります
緊張しているときは、意識をしなくても自然にスピードが上がり、
「では本番前に、『いつも通りに話そう』と心がけよう」
こう考えても、やはり失敗します。プレゼン本番では、普段とは心
周防正行監督の代表作「シャル・ウィ・ダンス?」で、主人公演じ
本番で成功するコツは、「落ち着くこと」。
「普段通り」に動かすと身体が速くなってしまいますから、筋肉が
緊張は悪いことばかりではありません。神経が研ぎすまされ、身体
プレゼンで話す場合も同じです。
いつもより意識して、とてもゆっくり話すこと。
こうすれば、ほとんどの滑舌の問題は解決します。
もともと速くなっているので、これでちょうど良い速さになり、聞
コツは、三つあります。
(1)まず、息を吸う
息が足りないと子音を言うときに、舌で口の中をこすったり、はじ
(2)言葉を区切る
どんなに難しい言葉でも、少し区切って言うと、確実に言えるよう
ちょっと危ないなあと思ったらば、人に分からない程度に少し区切
例えば、冒頭の文章だと、息をしっかり吸って、ゆっくり話しなが
「本日は(間)ご(微妙な間)静聴(間)ありがとう(間)ござい
というようにします。区切ることでブレーキが効いて、早口防止に
(3)水を飲む
水が手元にあれば水を飲むことをおすすめします。舌やのどの筋肉
本人はとてもゆっくり話しているつもりでも、第三者からは普通の
ぜひお試し下さい。