記者会見での意外な盲点「カウンターチェアの座り方」攻略法

月刊『広報会議12月号』に、「プレゼン力診断」を掲載いただきました。
「プレゼン力診断」は、経営者やPRパーソンのプレゼン力を、声、表情、身振り、ファッションなどから診断するコーナーです。

12月号はスカイマーク 佐山展生会長です。

2016年9月14日、スカイマーク格納庫(東京都大田区羽田空港)にて開催されました「スカイマーク×ネスレ日本 共同プロジェクト発表会」に行ってまいりました。

2015年、経営破綻したスカイマークの支援に名乗りを上げたのが、投資ファンド代表だった佐山氏でした。その後会長に就任し、搭乗率80%、今期、4月〜7月は92%近くに来ており、これは業界トップクラス。誰もが「スカイマークはもうだめだ」と思っていた中、ここまで業績を上げてきたところ、経営者として見事だったと思います。

今回はカウンターチェアの座り方が気になりました。

質疑応答でカウンターチェアを使っていました。このカウンターチェア、美しく座っている方はなかなか少ないものです

ちょっとしたコツがあり、片足を中段ステップにかけて、もう片足はのばして座るとスマートに見えます。ネスレの高岡社長は美しく座っていました。

しかし佐山会長は、質疑応答で堂々とカウンターチェア中段に両足を乗せて座っていました。聴衆に対して膝を大きく広げる座り方はエレガントさに欠けますし、あまりお勧めできるものではありません。しかしなぜか、その姿は、軍配団扇を持った戦国武将を思わせて「勝負師の佐山さんらしいな」と感じてしまいました。すべての方にお勧めはできませんが、佐山会長ならアリなのかな、と思わせる迫力があり、ご紹介させていただきました。

厳しい状況を乗り越えて来られている社員さんたちも、明るく活き活きとした雰囲気でふるまっていたのが印象的でした。今後の発展が楽しみです。

詳しくは月刊『広報会議12月号』をご覧ください。

電子版はこちら→プレゼンから香り立つ品の良さ…スカイマーク・佐山展生会長のプレゼン分析「戦国武将のような冷静さ」