口角が下がると、業績も下がる。だから口角アップの方法

プレゼンで、怒ったり悲しんだりしていないのに、常に口角が下がっている人をよく見かけます。

口角が下がっている人の表情は、寂しそうで暗いイメージを与えます。怒っているようにも見えます。
実年齢より老けて見えてしまうことも多いのです。
小学生でさえ、いつも口角が下がっている顔つきをしている子は、実際より上の学年に見えていました。

また、口角が下がると、声も暗くなります。口角が下がっている上に暗い声で話されると、たとえ良い話でも良い話しを聞いた感じがしなくなり損をしてしまいます。

加えて口角は、意識していないとあっという間に下がってきて、気が付いたときは取り戻しが効かなくなります。
とくに、一日机に向かって仕事をしている人は、表情もとぼしくなりますので、さらに口角が下がってしまいます。

そこで今日は、ボイストレーニングでも行っている「簡単に口角を上げる方法」をお伝えしましょう。
ランチの後にでもお試しください。

【口角アップ・スペシャル】

(1)唇をぴったりと閉じ、口角をあげるように笑う。(見た目はそんなに上がらない)

(2)左右の人差し指を立てて、口角をトントンと軽くたたく(筋肉を刺激することが必要)

(3)唇の両端に1本ずつストローをくわえ、出来たてのフラペチーノを圧をかけて吸い込むようなつもりで、口角が少し痛くなるくらいに緊張感を持たせる
(ストローとフラペチーノはイメージするだけ。実際に用意する必要はない)

(4)唇の両端に1センチくらい離して左右の人差し指を立て、口角を持ち上げるイメージで指をゆっくりとあげる。ゆっくり20数える。(何回か行うと良い)

これを行うと、口角が上がり笑顔が出やすくなりますし、声も響くようになります。

取材でたくさんのトップを見てきました。会社が上手くいっているトップの口角を見ると、たいていの方は下がっていないことに気が付きます。

ちょっとくらい苦しくても、口角を上げるようにしてみると、気のせいか仕事も人生も開けてくるような気がします。