社員が動く社員教育資料の作り方

プレゼンは、この順番でストーリーを作れば、聴き手が共感して行動につながりやすくなります。

①WHY(なぜ、これをやるのか)
②HOW(どのように、実現すればいいのか?)
③WHAT(結果、何が出来るのか?)

このWHY→HOW→WHATの順番で伝える方法論は、記者会見、発表会に限らず、多くのプレゼンで大きな力を発揮します。こんな感じです。

WHY
「若い頃、貧乏旅行をしてイタリアで食べたトーストが、涙が出るほど美味しかった。同じ味を再現したいと10年考え続けた」
HOW
「雨の日の社員とのバーベキューで、思いがけず同じ味のパンが焼けた。ヒントは、蒸気だった」
WHAT 「そこで作ったのが、BALMUDA The Toasterです」

多くのプレゼンでは、冒頭で製品紹介をしますが、この構成で紹介する製品やサービスを最後にした方が共感が伝わるのがおわかりになったでしょうか。

ただし、研修資料の場合は、少し工夫が必要になります。

①WHY(なぜ、これをやるのか)
②WHAT(これを学ぶと、何が出来るようになるのか?)
③HOW(どのようにすればいいのか?)

このように順番を変えてWHY→WHAT→HOWの流れで伝えた方が、受講生は関心と集中力を維持して実践しやすくなります。

WHY 「『お客様志向』といっても、実はあまりできていないのが現実」
WHAT「マーケティングを学べば、お客様志向が実践できる」
HOW 「そこで具体的に学ぶ方法は、こうすればいい」

企業では、社内で社員教育を行うケースも多くあります。
教育資料は、WHY→WHAT→HOWの順番で資料をつくってみることをおすすめします。

2022/07/20 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : nagaichika